項 1 / 8
目的と使う場面を知る
何ができるようになるか、何のために学ぶかを確認します。
今回できるようになること
この架空の実務資料の項目をanswer.jsonへ記入し、根拠となる事実を説明する。
この節で学ぶ理由と、前後の節とのつながり
このセクションの位置づけ
なぜ、今これを学ぶのか
別のサービスからパスワードが漏れました。同じ文字列を使っている会社のアカウントも危険でしょうか。
この後、何につながるか
ログインを守る方法を学んだら、次は偽のメールでパスワードを盗まれたり、不正な依頼に従ったりしないための確認方法を練習します。
実務では、どんな場面?
この節の本文で学んだことを、架空のアカウントの回復手順を整える実習で確かめます。扱う情報は配布した架空データだけです。
読み始める前に:この節の前提と言葉
別のサービスからパスワードが漏れました。同じ文字列を使っている会社のアカウントも危険でしょうか。
- 多要素
- 異なる種類の確認材料を組み合わせる本人確認
- サービスの名前に結びついた鍵を使う
アカウントは、サービスに登録された利用者の情報です。パスワードは、そのアカウントを使うための秘密の文字列です。氏名やメールアドレスを知っているだけでは本人とは限りません。パスワードを使い回すと、一つのサービスから漏れた文字列で、別のサービスにもログインされる恐れがあります。サービスごとに長く異なるパスワードを用意し、パスワード管理アプリなどで保管します。練習欄には、本物のパスワードや回復用コードを入れないでください。
並んだ項目を見比べ、違う点と同じ点を読み取ります。
- 同じパスワード:別サイトのログインにも悪用される恐れ
- サイトごとに別の値:同じ文字列での使い回しを防ぐ
一つのサービスから漏れた情報が、他のサービスへ広がる経路を切ります。
- 秘密の使い回しを減らす
- 追加確認
- 偽サイトへの対処
- 本人が再びログイン
パスワードを知っていることに加え、登録したを持っていることなど、異なる種類の確認を組み合わせる方法を多要素といいます。とは、本人確認に使う機器やアプリです。パスワードを二つ入力するだけでは、異なる種類の確認にはなりません。自分がログインしていないのに承認を求める通知が来たら、承認しません。一度だけ使える確認用の番号(ワンタイムコード)も、他人に教えてはいけません。
並んだ項目は、別々に確認する観点です。操作する順番ではありません。
- 知っているもの:パスワードなど
- 持っているもの:登録した認証器など
- 両方を確認:同じ種類を二つにはしない
自分が始めていないログインの承認通知は、承認しません。
では、登録したサービスの名前に対応する鍵を使ってログインします。パスワードを入力する方式と違い、別の名前の偽サイトに同じを渡しにくい仕組みです。ただし、端末の画面ロックや、を同期するアカウントの保護も必要です。端末を紛失したときに備え、別のや回復用コードなど、サービスが認める方法を準備します。回復手段を失った端末の中だけに置くと、それを使えなくなります。
並んだ項目を見比べ、違う点と同じ点を読み取ります。
- パスキーでログイン:登録したサービス名に対応する鍵
- 別の回復手段:別の認証器や回復用コード
回復手段を紛失する端末の中だけに置かず、同期するアカウントや画面ロックも守ります。
実習ではscenario.txtの相談内容を読み、answer.jsonへ回復の判断と理由を記入します。社員番号を知っているだけで本人として扱ってよいか、回復コードを誰が確認するか、紛失端末に残ったログイン状態をどうするかを分けます。
ここでは本物のログイン設定を変更しません。最初の下書きと自分が直した回答を比べ、資料のどの事実から判断したかを書きます。文章が入力済みであることと、その意味が正しいことは別に確認します。
- 紛失した端末と本人の資料
- 別の証拠で本人確認
- 回復と古いログインの失効を計画
別の条件で使う準備
仕事用サービスの導入時に回復まで確認する
- 誰がどの端末を使い、どの方法でログイン・回復できるか確認します。
- 偽サイトに情報を渡した場合と、本人が端末をなくした場合を別々に試します。
- 他人のログインを防げたかと、本人が再び使えるかを両方説明します。
ここでは実務で条件が増えた場合の考え方も紹介しました。今回の実習で操作する範囲は、次の「自分のパソコンで確かめる」で確認します。追加の別課題を提出する必要はありません。
架空のアカウントの回復手順を整える
本文の知識を、この実習でどう使うか
社員番号は誰を名乗っているかを示します。回復コードは、そのアカウントを使えるか確認するために別に保管した情報です。
- 紛失の申告
- 本人確認と失効
- 回復の手順
結果が違ったときに考えること:社員番号を知ることと本人の証拠を持つことを分けます。新しい端末で入れても、紛失端末のログイン状態は別に止める必要があります。
この架空の実務資料の項目をanswer.jsonへ記入し、根拠となる事実を説明する。
WindowsまたはMacの操作手順、準備に失敗したときの確認方法、実行コマンドは実習画面に用意しています。ページ下部の「準備から実習を始める」から進んでください。
原稿の外部コース案内は確認時点の参考資料として保持します。この実習は架空の業務判断であり、公式課題への回答・提出・採点・修了判定は行いません。